藤田医科大学保健衛生学部リハビリテーション学科准教授
日本リハビリテーション医学会専門医
医学博士、リンパ浮腫保険診療医
Dr. Vodder’s MLD/CDT認定セラピスト

私がまだ医師7年目のとき、先天性下肢リンパ浮腫患者さんが紹介状を持って受診されたことをきっかけに、汗水垂らし手探り状態で当院でのリンパ浮腫診療を開始しました。その後、経験を積んでいく中で、診療技術をもっと向上させたいと思い、育児が落ち着いた医師24年目に重い腰を上げ、やっとリンパ浮腫研修E-LEARNを受講しました。リンパ浮腫診療の知識は整理されましたが、日々の診療でMLD（マニュアルリンパドレナージ）とMLLB（多層包帯法）ができるようになりたい！という気持ちが湧き上がりました。
先輩医師からDr. Vodder School Japanをご紹介いただき、「レベル1とレベル3は必修だけど、レベル2も受けたほうがいいよ」というアドバイスに従って、全レベルの受講を決めました。
いざ、研修が開始されると、知らないことだらけで愕然としました。新しいことを知る楽しさがある一方、「圧ゼロなんて無理」と自分の技術に落胆しました。しかし、講師の先生方の丁寧なご指導の下、コツコツと知識と技術を習得し、無事にセラピストになることができました。これからの診療がとても楽しみでワクワクしています。
この研修の魅力は語りつくせませんが、その中でも「講師の先生方に指導していただける体制が未来永劫続くこと」と「一緒に頑張った受講生同士の絆が永遠に不滅であること」は本当に素晴らしいポイントだと思います。
リンパ浮腫診療を一歩前進させたいという気持ちがある方は、ぜひ、この研修にご参加ください。