ドクターボダースクールジャパンの研修では、リンパドレナージに関する専門的な知識と技術を身につけ、リンパ浮腫をはじめ、様々な症状に対するアプローチを基礎から時間をかけて丁寧に学んでいきます。初めて資格取得を目指す方はもちろん、他校で学んだ方がさらなるスキルアップを求めて受講されることも少なくありません。厳しい教育トレーニングを受けた認定講師陣が、1人1人に合わせた的確な指導で、あなたの成長と想いを全力でサポートさせていただきます。
<座学の講習内容>
ドクターボダーアカデミーインターナショナルの医師が作成したスライドを用い、E-learning形式で受講していただきます。(ただし、ドクターボダースクールジャパンが運営する研修については、Zoomを用いたオンラインでの座学も行います。)どのレベルの研修を受講される場合にも、最初にこのオンライン座学を受けていただきます。座学の内容は、Vodderに関する歴史をはじめ、基礎的な生理学・解剖学・リンパ学、MLDの概要や効果・適応と禁忌などが含まれ、座学試験もオンラインでの受験となります。
全て完了するには、個人差もありますが、おおむね20〜45時間必要です。このオンライン座学は、英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、中国語、日本語で利用可能です。 オンラインでの座学試験に合格すると、レベル1の実技が受講可能です。
<実技の講習内容>
オリジナルのMLDの基本手技5 種と、頚部、顔面、上肢、下肢、項部(うなじ)、背部、殿部、胸部、腹部の身体9か所に対する手技を説明・実践します。
レベル1研修の日程の詳細は
こちらからご確認ください。
応用課程は、レベル1完了後に受講できます。Dr. Vodder’s MLDは、リンパ浮腫症例以外にも有用であると言われています。正常なリンパ機能をもちながらも生じる浮腫、例えば骨折や捻挫、打撲などの外傷による浮腫をはじめ、むち打ち症、火傷、片頭痛、耳鳴り、CRPS、脳卒中、変形性膝関節症、癒着性関節包炎、股関節病変など多岐にわたる症例へのMLDの応用的な対応法を学ぶことができます。
加えて、深部リンパ系に対する刺激方法や筋・関節へのアプローチも習得することができます。最終日には、実技試験が行われ、合格するとDVAIから国際資格であるDr. Vodder’s Applied MLDのセラピスト認定証が発行されます。
レベル2研修の日程の詳細はこちらからご確認ください。
主にリンパ浮腫症例への専門的治療・管理の習得を目的とした医療関係者向けのコースです。リンパ学に精通し、DVAIの座学講師研修を修了した医師による集中的な座学(浮腫の診断・鑑別、各専門領域の概要、ケーススタディ、緩和ケアなど)と、MLD・圧迫療法をはじめ、臨床での即戦力となるべく実践を想定した評価や治療計画の立案、セルフケア指導や圧迫療法の選択、圧迫下での運動療法など、DVAIのカリキュラムに加え、リンパ浮腫研修運営委員会の定める「専門的なリンパ浮腫研修に関する教育要綱」に準拠した内容で行います。
また、潰瘍や火傷、瘢痕に対するアプローチも学びます。実技では、上肢および下肢のリンパ浮腫、脂肪浮腫、静脈性浮腫、緩和ケアとしての浮腫など様々な症例を想定し、複合的治療(Combined Decongestive Therapy:CDT)を主軸とした、より実践的なプログラムを学びます。レベル3には座学・実技ともに試験があり、共に合格するとDVAIから国際資格であるDr. Vodder’s Lymphedema managementのセラピスト認定証が発行されます。
レベル3研修の日程の詳細はこちらからご確認ください。
Vodder認定セラピストによって治療を受ける患者さんが、適切で効果のある治療を受けられるよう、また、セラピストはできる限り最良の治療技術を提供するためのレビュー(復習)コースを設けています。
Vodder認定セラピストは、2年に1度はこのレビューコースに参加し、技術の確認と知識のアップデートを行うよう定められています。
レビュー復習の日程の詳細はこちらからご確認ください。
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